『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』を読んで

いつ頃かしら、きっと1年前くらいに、「早く知識をつけなきゃ!」と、マネリテのある周りの人たちに追い付くために、お金に関する本をまとめて3、4冊ドカーンと買った時期があります。結局、三日坊主仕舞いで、積読という結末を迎えてしまった内の1冊が、この『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』という本。我ながら、「良本を選んだね」とあのときの自分を今さら賞賛してます。

著者の娘に向けて書かれた投資に関する本です。

 

投資に関する30の基本的かつ大事なことがそれなりにわかりやすく書かれていました。VTSX(バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックスファンド)やDJIA(ダウ・ジョーンズ工業株価平均)などの馴染みのない用語が出てきたり、ドルコスト平均法についてもうちょい詳しい仕組みを知りたいとなったときなど、その都度ググったりYoutubeなどで調べてから理解し、そして読み進めていくスタイルをとったため、読み終わるのに時間が少々かかりました。それでもいずれは理解しなきゃいけない内容なので、時間をかけて良かったと思ってます。とはいえ複雑なのには変わりないですが。

 

「インデックスファンドはやる気のない人のためのもの?」「なぜ市場でお金を失う人が多いのか」など、投資に関する知識が少しでもある人であれば一度は気になったであろう内容についても触れられていました。「投資スパンは長期が基本」を頭に叩き込めたので読んで良かったと思ってます。

また、個人的に自分のポートフォリオに債券を組み込むとどんなもんになるかが気になってます。読んでる感じだと債券はそこまで面白みがありませんでしたが、勉強がてらもうちょっと調べてみて、有益性を感じれば考えてみようと思いました。