【再】『貯金すらまともにできていませんが この先ずっとお金に困らない方法を教えてください!』を読んで

数年前に購入し、1度読んだものですが、読み直しました。

なぜこのタイミングで、なぜこの本なのかと問われれば、理由はすごくシンプルです。ぼく自身、お金に対して苦手意識があり、ゆえにお金の知識が本当に疎いです。これまでいろいろお金に関する本を買っては読んでいるのですが、理解できてない部分が多かったりします。

自分の周りの人達のマネーリテラシーが上がっているのだから自分もついていかなきゃ、という一種の流行に無理やり乗ろう(流行は本当に苦手)と、これまで頑張ってきましたが、心底お金に関しては苦手でして。。

数学が苦手な人が公式を覚えれないあの感覚と似てます。

 

それに、「貪欲さ」に欠けているというのも知識不足に影響していると思います。

最低限すべきである積み立てNISAは社会人1年目からやってますし、投資詐欺の見分け方などもわかるので、とりあえずは食いっぱぐれることのない暮らしができていると自負してます。

 

とはいえ、家族が増えたことで守るべき対象が増えたこと、30代目前でいくら健康志向とはいえ、そろそろ保険のこともを真面目に考えないといけないなどなど、いよいよ、徒に時を過ごしている自分に危機感を覚え始めたというのがここ最近の話。

 

また、育休中は支給されるお金が減るので、これまでの金銭感覚で暮らしていくのはちょっと黄色信号なわけで、慎重にならないといけないよなぁなんてことを、去年の今ごろの時点で頭にはあったのですが、特別何かする動きは見せなかったので今の自分に焦燥感があるわけで。

 

自分の中にある現状の課題を洗いざらい出したところで、「ほな、お金の専門書を読んでいこか」「手始めにウォール街のランダム・ウォーカーからね」となるわけがなくて。分厚い本は読めていたらカッコイイのですが、途中で折れるのが目に見えてます。

でも、何かしらアクションを起こさなきゃいけないと考えたときに、マンガ形式のこの本を手に取っていました。本の内容は書きませんが、この本スタートで良かったです。

再読本ではありますが、一気読みできちゃうくらいに読みやすかったし、内容がスッと頭に入ってきました。

 

読みながら思ったのは、「勤務先の図書館司書にお願いして図書室に配架できたらなぁ」でした。お金の知識がないまま社会に出る生徒たちのことを思うと、この1冊を読むか読まないかで、だいぶ人生が変わると思いました。日々の勉強や部活や恋愛で忙しい生徒には、本当ありがたい一冊のはず。

 

現場に戻ったら、配架リクエストします。

そして、それまでには、自分のマネーリテラシーを今よりかは精鋭させます。自分と家族と生徒たちを守るために。

 

お金に関する本はこれからも読み続けていきます。