殊お金に関してはマインドマップが救世主

これまでどんな本も読みっぱなしでした。「頭の中に記憶されている=印象深かった」、「記憶にない=どうでもいい内容だった」という認識で、とりあえず読み終わったら、ブログに感想を書いて、本棚にしまうという流れ。

 

小説とかはそれでいいと思うんです。数年前に読んだ小説なのに今でもわりと鮮明に記憶されているのが、西加奈子さんの『サラバ!』シリーズ。かなり好きな世界観でした。そんな感じで自分に合った小説はずっと残り続けます。

 

自己啓発系もかなり読んできましたが、あまり記憶に残っているものはありません。断片的に「OOするのが大事なんだよね」と覚えている程度。

 

小説や自己啓発系はそれでいいと思ってます。要は「そのときにどっぷり本の世界に浸れる」「頭の中で理想の自分を追い求める」のが目的になっているので(少なくともぼくはそう)。

 

でも、継続的に知識を蓄えているお金の本に関しては、そうはいかないよなと思っていまして。ただでさえ難解な上に、単語やその意味が頭に入ってきにくいったらありゃしない。かといって、紙にメモしながら読み進めていくにしても、書くことで手が疲れるし、別々の本で得た知識をつなげることがぼくにはどうも難しい。なんだろう、全体像を脳内に描きにくいというのが個人的な悩みだったりします。

 

「世界地図でいろんな国々の位置を把握したい」のに、「これがアフリカ大陸で、これがユーラシア大陸と、、あれ、待てよ待てよ、ケニアってどこにあるんだっけ?」と混乱してしまうような感覚に近い気がします。そして、止めどなく新しい情報は蓄えられていく。。

 

そんなとき、3年前になぜか衝動買いしたマインドマップのソフトの存在に気づく。この間までデスクトップの隅っこに佇んでいたソフトですが、うまく活用すれば頭の中をかなりきれいに整理できます。それこそ全体像を把握しやすく、自分には合っている気がします。新しい情報も自由自在にカスタマイズしたり、追加できたりします。紙だと煩雑になるのは間違いないです。

 

こんな調子で、お金の知識をなんとか積み重ねていっている昨今。適度にアウトプットをしながら様子を見ていこうと思います。