『24時間すべてを自分のために使うタイムマネジメント大全』を読んで

最近、というか昔から、「自分の時間の使い方、絶対おかしいよなぁ」と思ってました。どうも1日の最後に、「なーんかしっくり来ないなぁ」「1日過ぎるの早い!」と思うことが多く、「何かをやり切ったぞ!」という満足感でその日を終えることが本当に少ないもので。

改めて、自分の生活を見直すために、『24時間すべてを自分のために使うタイムマネジメント大全』という本を読んでみました。

神経科学、心理学、行動経済学、生理学それぞれの領域から、「こういうときはこうした方がいいですよ」という内容が詰め込まれた本でした。項目ごとに分かれているので、自分が気になるところから読んでも良いのが特徴。一応すべてに目を通しましたが、どれも論文や研究結果などのエビデンスもしっかり提示されていたので、勘繰り深い自分としても「これならやってみてもいいかも」と思えました。

 

中にはこれまでに自分が試したものもありました。逆を言えば、「やってみたけど自分には合わなかった」ので「今はやっていない」というわけですが、人間といってもあくまで同じ属種なだけで、体質は人それぞれ違います。合う人がいれば合わない人もいるというのは当たり前のこと。「自分に合わないこと書いてる=半信半疑により読む価値なし」と途中で切り捨てずに読み進めれたことは、読書における自分が成長した部分なのかもしれません。

 

「これはまだ腰を据えて実践したことがないなぁ」というものだけをピックアップして、自分の日常生活の中に意識的に取り入れていこうと思います。

 

手始めに、数日前から「無駄な時間を知る」ために、MyStasというアプリで自分の1日の行動すべてを赤裸々に記録してます。なんでも、人間は行動のうち60%は無自覚らしいです。1日の半分以上、自分が何をしているかわからないということですが、その無意識を自覚できるようになれば、時間を増やせるなと思ってます。そんなこんなで、それぞれの行動内容とその所要時間をなるべく細かく記録してます。厳密過ぎると途中で折れるので、あくまで目安程度に。

これを残り3日程続けて、自分の生活をバーンと表示します。そうすると行動パターンが可視化され、「このときの無駄な行動は何がきっかけなのか?」を考えることができ、そして対策をうつことができるという、いかにも「意識高い系分析」っぽいことを計画してます。

 

 

いずれにしても少しずつ変われるようにしたいですね。

お食い初め

今日は義両親を招いてお食い初めをしました。こういう催しは自分自身、子どものころしてもらったことがなく、妻の提案ではじめて「そういうのがあるんだぁ!」と知りました。

 

お店で行うのも一つですが、料理に関して、「できることは基本おうちで」がモットーの我が家。アイス、パフェ、ピザ、握り寿司、各種ラーメンなどなど、全て自家製ゆえ、外食の頻度が少ないのも特徴的。

そんなこんなで、お食い初めというものも自宅で行いました。

 

鯛と鱒寿司と梅以外、すべて妻が作ってくれました。味のクオリティが高くてびっくりです。まだ固形物を口にすることができない我が子には同情してしまいます。

 

どうやら次はハーフバースデーというものがあるらしいです。8月ですかね。ケーキを作るのが主流らしいので、今度は自分が本格的なケーキを作ってみようと思います。

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子育てサロンに参加して

今日は家の近くにある公民館へ行き、家族で子育てサロンに参加してみました。親子のふれあいやリフレッシュ、親同士の情報交換や交流等がメインとなっている会で、月1で何かしらのイベントが行われます。ついでに来月の会も予約してきました。

 

会場に行くと明るく出迎えていただきました。元or専任保育士のスタッフが10名ほどいらっしゃって、充実したスタッフ数に驚きました。

 

参加家族はだいたい15組ほどで、我が家を除いてみなさん母子のみの参加。生後2カ月から11カ月の子が集結したわけですが、それぞれ顔が全然違うくてビックリ。当たり前だろと思われるかもしれませんが、意外に新生児・乳児あたり(特に2カ月目まで)は、「みんな似ている」「みんなほぼ同じ顔」という印象をぼくは持っていました。でも、3カ月に入る頃には、顔に味と言いますか特徴が出るもので。「顔が同じってことはまずない」と今なら言えます。とても新鮮でした。いろんなところを四つん這いで駆けまわる子をみたとき、「我が子もそのうちこうなるってことだよね」と内心ワクワクしてました。

 

 

親同士の情報交換の時間では、スタッフの方に、「父として何か聞いておきたいことはないですか?」と話を振っていただいたので、「子育てにおいて、旦那に求めることってなんですか?」と伺いました。「言われる前に動いて欲しい」「家事を1つ2つこなしただけでドヤ顔はやめてほしい」「子どもより早く寝る」など、ある意味予想通り、かつ自分には全く当てはまらない回答の数々に、「男っておもしろいなぁ」「子育てにそこまで消極的な父親って一体..」と思いながら話を聞いてました。ぼくからしてみれば珍回答でしたが、ママさん方にしてみれば深刻な問題なんだよなぁと思ってみたり。

 

 

1人のママは、「家では申し分ないくらい、(旦那は)かなり動いてくれてます。でも強いて言えば、見切りをつけられないところですかね」とのこと。なんでも、泣き止まない我が子に対して、一所懸命にあやすのですが一向に泣き止まない。ママからしてみれば、「見切りをつけて、他の家事を片付けたり、もう一人の子の相手をしてほしい」そうですが、負けず嫌いなのか、「意地でも泣き止ませたい」というパパのプライドが燃えることがあるそうで、それが引っかかっているとのこと。「そういうときはママに任せてもらえればなって思います」と本音を漏らしてました。

 

ぼくも負けず嫌いなところがあり、同じ状況ならそのパパと同じことをしてしまいそうな匂いがしなくもないので、気をつけようと思いました。

 

 

また何人かのママさんやスタッフさんに、「1年間の育休を取得したこと」を伝えると、賞賛の(小)嵐でした。「なんて素敵なパパですこと!」「子どもにもママにも絶対良い!」という反応がありました。逆を言えば、パパの育休取得という選択が、現状、まだ浸透してないんだなと痛感。「育休を取りたくても会社の人事の関係で難しい」というパパを持つ方もいらっしゃいました。

 

いち教育公務員である自分としては、権利ですし使わない手はないと思っていたので、育休取得ができないという職場環境にはビックリです。「ぼくにとっての当たり前を享受できない人もいる」ことを、対話の中で改めて認識すると同時に、公務員という身分と、職場で自分の役割をカバーしていただいている先生に改めて感謝します。

 

 

現場復帰したら、「家族ができたら、必ず『育休』というものを選択肢にいれるんだぞ、取得するしないは任せるけど、勝手に選択肢から除外して、人生計画を立てるなよ。家族ってそういうことだからね」と、10代の「未来のパパ」に伝えたいです。

 

なんて伝えたら、「え、なんか子育てとか育休って重苦しいな」と思うのかしら。いや、でも得なことが多いのは間違いないので、得な部分を全面に宣伝していきたいですね。

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初めまして、市議会の傍聴

今日は市議会の傍聴に行ってきました。社会人になってから「裁判の傍聴してみたいなぁ」とずっと思っていて、「でもその前にまずは市議会を」なんて考えていました。まあ、市議会に行ってみようと思ったきっかけは、やはり安芸高田市議会がでかいですが。

 

いかんせん、こういった傍聴は平日のみ可能で、働いているとどうしても行けないもんです。もちろん年休を取って行くこともできるのですが、わざわざ自分の授業コマを教務部に動かしてもらうのもなぁと、優先度、緊急度で言ったらそこまで高くないのも事実で。

 

でも比較的ゆとりのある育休中の今なら、「この時間帯は子守お願い」と妻に頼めば済むので、今日は満を持していざ市議会【一般質問】の傍聴へ。

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市議会は1日かけて行われます。10時~スタートでおそらく16時くらいまで行われる模様。ぼくは10:00~11:30まで傍聴しました。傍聴席からは市長をはじめ、ある意味直属のボスである教育長、それぞれの部局の長、議長の30名ほどのお顔が確認できました。

質問席を挟んで傍聴席側に35名の議員が着席していました。

感動こそしませんでしたが、「こんな感じなんだぁ」と実際に自分の目で見ることができてうれしかったです。

 

議会の内容は、人口減少の対応について、小・中の不登校について、選択別夫婦別姓についてなどの議員からの質問に対して、市長や部長が丁寧に答える感じでした。

質問内容や答弁内容は、傍聴者や報道記者を除いた議会出席者手元の資料(議員のみなさんはタブレットを使用)で確認できるようになっていました。言ってしまえば「資料通り」の進行、質問、答弁といった感じです。

 

安芸高田市議会を勝手にイメージしていたので、議会中エキサイトがなくやりとりが淡々と行われていたのには少し拍子抜けしました。でもこれが正常なのかもしれません。

 

ぼくの場合、すべてに思うことですが、「資料通りに進行=やる意味ある?」と思ってしまう派です。それこそ、講演会や会議などで、配付されたものを各自で読んで済むものにわざわざ自分の時間を割く理由が皆目見当つきません。台本ベースは演劇や映画などのそういったエンタメだけでいいのにと思ってしまうのです。

 

そういった講演会や会議は、最低限必要な知識、背景、状況をあらかじめ理解した上で臨むべきもので、本当に考えるべきことだけ、議論すべきことだけに時間を割く方が効率的で大事なのであって、と思ってしまいます。

 

とは言いつつも、市議会のような「市民に開かれた議会」を目的としている場所ではそういかず、むしろ資料のような台本は避けられないのが現状なのかなとちょっと考え直してみたり。ケースバイケースてこういうことだよ、と頑固な自分に言い聞かせることができました。

 

ただ、もっとこう、良い会議進行法はないのかなと模索してみたい気もします。それこそ、こういった市議会のような大きな会議で、慣習にとらわれない、かつ会議の外側にいる人達にも思いやりのある進行ってなんだろうなって。

 

今回は市議会の雰囲気を味わえてよかったです。次はいざ裁判所へ!

街づくりに奮闘する市議会議員の3人の無料写真素材 - ID.84105|ぱくたそ

『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』を読んで

いつ頃かしら、きっと1年前くらいに、「早く知識をつけなきゃ!」と、マネリテのある周りの人たちに追い付くために、お金に関する本をまとめて3、4冊ドカーンと買った時期があります。結局、三日坊主仕舞いで、積読という結末を迎えてしまった内の1冊が、この『父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え』という本。我ながら、「良本を選んだね」とあのときの自分を今さら賞賛してます。

著者の娘に向けて書かれた投資に関する本です。

 

投資に関する30の基本的かつ大事なことがそれなりにわかりやすく書かれていました。VTSX(バンガード・トータル・ストック・マーケット・インデックスファンド)やDJIA(ダウ・ジョーンズ工業株価平均)などの馴染みのない用語が出てきたり、ドルコスト平均法についてもうちょい詳しい仕組みを知りたいとなったときなど、その都度ググったりYoutubeなどで調べてから理解し、そして読み進めていくスタイルをとったため、読み終わるのに時間が少々かかりました。それでもいずれは理解しなきゃいけない内容なので、時間をかけて良かったと思ってます。とはいえ複雑なのには変わりないですが。

 

「インデックスファンドはやる気のない人のためのもの?」「なぜ市場でお金を失う人が多いのか」など、投資に関する知識が少しでもある人であれば一度は気になったであろう内容についても触れられていました。「投資スパンは長期が基本」を頭に叩き込めたので読んで良かったと思ってます。

また、個人的に自分のポートフォリオに債券を組み込むとどんなもんになるかが気になってます。読んでる感じだと債券はそこまで面白みがありませんでしたが、勉強がてらもうちょっと調べてみて、有益性を感じれば考えてみようと思いました。