子育てサロンに参加して

今日は家の近くにある公民館へ行き、家族で子育てサロンに参加してみました。親子のふれあいやリフレッシュ、親同士の情報交換や交流等がメインとなっている会で、月1で何かしらのイベントが行われます。ついでに来月の会も予約してきました。

 

会場に行くと明るく出迎えていただきました。元or専任保育士のスタッフが10名ほどいらっしゃって、充実したスタッフ数に驚きました。

 

参加家族はだいたい15組ほどで、我が家を除いてみなさん母子のみの参加。生後2カ月から11カ月の子が集結したわけですが、それぞれ顔が全然違うくてビックリ。当たり前だろと思われるかもしれませんが、意外に新生児・乳児あたり(特に2カ月目まで)は、「みんな似ている」「みんなほぼ同じ顔」という印象をぼくは持っていました。でも、3カ月に入る頃には、顔に味と言いますか特徴が出るもので。「顔が同じってことはまずない」と今なら言えます。とても新鮮でした。いろんなところを四つん這いで駆けまわる子をみたとき、「我が子もそのうちこうなるってことだよね」と内心ワクワクしてました。

 

 

親同士の情報交換の時間では、スタッフの方に、「父として何か聞いておきたいことはないですか?」と話を振っていただいたので、「子育てにおいて、旦那に求めることってなんですか?」と伺いました。「言われる前に動いて欲しい」「家事を1つ2つこなしただけでドヤ顔はやめてほしい」「子どもより早く寝る」など、ある意味予想通り、かつ自分には全く当てはまらない回答の数々に、「男っておもしろいなぁ」「子育てにそこまで消極的な父親って一体..」と思いながら話を聞いてました。ぼくからしてみれば珍回答でしたが、ママさん方にしてみれば深刻な問題なんだよなぁと思ってみたり。

 

 

1人のママは、「家では申し分ないくらい、(旦那は)かなり動いてくれてます。でも強いて言えば、見切りをつけられないところですかね」とのこと。なんでも、泣き止まない我が子に対して、一所懸命にあやすのですが一向に泣き止まない。ママからしてみれば、「見切りをつけて、他の家事を片付けたり、もう一人の子の相手をしてほしい」そうですが、負けず嫌いなのか、「意地でも泣き止ませたい」というパパのプライドが燃えることがあるそうで、それが引っかかっているとのこと。「そういうときはママに任せてもらえればなって思います」と本音を漏らしてました。

 

ぼくも負けず嫌いなところがあり、同じ状況ならそのパパと同じことをしてしまいそうな匂いがしなくもないので、気をつけようと思いました。

 

 

また何人かのママさんやスタッフさんに、「1年間の育休を取得したこと」を伝えると、賞賛の(小)嵐でした。「なんて素敵なパパですこと!」「子どもにもママにも絶対良い!」という反応がありました。逆を言えば、パパの育休取得という選択が、現状、まだ浸透してないんだなと痛感。「育休を取りたくても会社の人事の関係で難しい」というパパを持つ方もいらっしゃいました。

 

いち教育公務員である自分としては、権利ですし使わない手はないと思っていたので、育休取得ができないという職場環境にはビックリです。「ぼくにとっての当たり前を享受できない人もいる」ことを、対話の中で改めて認識すると同時に、公務員という身分と、職場で自分の役割をカバーしていただいている先生に改めて感謝します。

 

 

現場復帰したら、「家族ができたら、必ず『育休』というものを選択肢にいれるんだぞ、取得するしないは任せるけど、勝手に選択肢から除外して、人生計画を立てるなよ。家族ってそういうことだからね」と、10代の「未来のパパ」に伝えたいです。

 

なんて伝えたら、「え、なんか子育てとか育休って重苦しいな」と思うのかしら。いや、でも得なことが多いのは間違いないので、得な部分を全面に宣伝していきたいですね。

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