教える喜びには抗えない

今週末に国公立の二次試験を控えている高3生たち。

 

7名の受験対策を担当しています。

英語の添削と面接。

 

面接組は今日でラスト。

明日から学年末考査が始まるのと、木曜日は午後から出張が入っているため、英語の添削組は1回程度しか見てやれません。まぁ、クラスルームを使って添削もできるので完全終了というわけではないのですが、リアルの添削は最後でしょう。

 

年度当初から3年生の授業には出てないので、思い入れみたいなもんはかなり薄いと思います。でも、たった2週間の指導でも不思議と愛着は湧くもので、「もっと彼らの指導ができたらなぁ」とも思ってみたり。

2年生にはない落ち着きと、素直さと、食らいつき感。

新鮮でした。

 

せめて自分が指導した生徒らは報われてほしいと思うエゴ。

 

 

そういえばこの添削期間、「教師してんなぁ、自分」と実感することが多かったです。普段は「(ほぼ)教えない授業」を展開しているので、知識をひけらかしながらも「もっとこうするといいよ」と個別にアドバイスをして生徒の「なるほど!」というわかった反応に楽しくなっている自分に酔っている。もう何年振りかしら。

 

まあ、楽しいから仕方ないです。

もとはと言えば、教えるのが好きだから教師を目指したわけですし。

 

「わかるよりも大切なこと」を理解しつつも、「生徒に教える喜び」には抗えないもんで。