ごちゃまぜでいいじゃないか

今の勤務先では、2年生と3年生にクラス替えがあります。

 

2年生で、理型と文型に分かれます。

3年生で、その中でさらにクラス替えが行われます。

 

自分が高校生だった頃は、2年生の文理クラス替えのみで、卒業まで2年間同じクラスでした。

「このクラスでやっていくんだなぁ」という一種の団結力が、少なくともぼくの中には芽生えていました。

 

3年生でもクラス替えがあるとなると、「どうせこの1年間だけの仲だ」と生徒は思わないのだろうかと心配になる。心配ってほどのもんじゃないんですがね。

 

ガチャ的な面で恵まれなかった人は次年度に期待を寄せることができるし、クラスのメンバーが年度ごとに変わったほうが、良い意味で風通しが良くなる気もしなくもない。悪い文化があったのなら解体されるでしょうし。

 

クラス替えと言えば。

理型と文型に分ける意味があるのだろうかとふと考える。

 

理型クラスで英語の授業をしていると、どうも英語が苦手な生徒の割合が多い気がするのです。文型も然り。理数系があまり得意ではなさそうです。

ごちゃまぜの方が、特にぼくの授業の中でなら、力を発揮してくれるのにと思いあがっています。システムが機能するのになぁと。

理系科目が得意な生徒と文系科目が得意な生徒の持ちつ持たれつの関係、良くないですか。上位2割という考え方は一旦置いといて、分かる人が比較的多いクラスの方が良い。ごちゃ混ぜクラス、自分が今の高校に在籍している間に実現されないかしら。

 

妻が通っていた公立高校は文理関係なしにごちゃまぜだったそうです。

メリットとかを聞くと、「だよね、その方がいいよね」となります。

ただ、時間割を組む教務部の仕事の面では面倒なんだろうなぁと察しますが。

 

 

ちなみに妻の母校は制服とかもなかったそうな。靴も自由。クロックスを履いてたそうです。そんな自由な校風に惹かれます。

身だしなみとか頭髪の生徒指導が必要ない学校、教師的にはありがたいですね。

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