ナイスガイな振る舞い

先週の土曜日、家具店へ行き、カラーボックスを2個購入しました。

まあ、リビングを模様替えしようと思いまして。

 

DIYでテーブルを作ることにしました。と言っても、カラーボックスにホームセンターで買った180cmの集成材の木の板を乗せるだけですが。

 

家に帰り、テーブルを作る前にいったんレシートに目を通す。

すると、微妙に安いんです。しっかり目を通すと、カラーボックス1個分の費用が加算されていませんでした。数千円です。店員さんがお会計の際、「×2」としなかったからだと思われます。

 

昔であれば「ラッキー!」と自分のものにしていたでしょう。

気づかなかったことにすればどうでにでもなるので。

 

でも、この歳になると、モヤモヤするもんで。「これでいいのか?」とどうしても思ってしまいます。

「おいお前、たった数千円くらい、払えるだろ」という義務感が1割。

「このミスで、あの家具店や担当の店員は大丈夫なのだろうか」という心配が7割。

「店側からなんて素敵な人!」と思われたい下心が2割。

 

まあ、でも、気づいちゃったんだから事実を隠すのはなんか嫌だし、スッキリさせたいという思いが強かったんだと思います。それに、良いことじゃないですか、こういうバカ正直なところ。

 

そんなこんなで本日の勤務後に支払いに行ってきました。

 

店員さんも最初はキョトンとしていました。そりゃそうか。

裏へ行き、確認が取れたところで「ではお支払いへ」と決済手続きを。淡々と済ませました。意外にも「素敵な人!」と思われるような展開や店員のその素振りもありませんでした。

ま、本望ではないのでいいのですが。やさぐれることはないのですが、なんかもっとこう、「わざわざありがとうございます!」くらいあってもいいのになと。

 

まわりまわって、恩が舞い込んでくればいいなぁとはちょっと思ってみたりもします。

 

善人ぶってるわけではないのですが、こういう行動は大事にしたいです。

誰かがラッキーとなる瞬間があるときは、誰かが苦しんでるときかもしれないよという教訓です。自分に損がない程度に守っていきたいです。