『ノートを書くだけで脳がみるみる蘇る! 』を読んで

先日、近所の図書館へ行き、本を大量に借りたのですが、その中の1冊が『ノートを書くだけで脳がみるみる蘇る! 』でした。読もうと思ったきっかけは、育休に入り、「あれなんだっけ..?」「うわぁ、すぐには思い出せない」となる瞬間が結構増えてきたのを気にしていたからです。日常的に「脳を使う作業が減った」というのもありますが、そのほかの原因として、なんとなくですが「字を書くことがめっきり減ったからでは」と思っていたときにちょうど目に入った本がたまたまこちらだったから、が手に取った理由です。

字を書くことは認知症対策にもなりますし、脳を活性化させる効果がいくつかあります。

 

①集中力が増す

字を書くというのは、一見当たり前の行為に思われるかもしれませんが、手を使いペンを握ることで、指先を繊細に動かすことになるため、案外高度な作業で、脳はとても集中するんだとか。

 

②自分の思考を言語化して脳が働く

日記を書くにしろ、メモをするにしろ、頭の中にある情報から「何を書くか取捨選択する」という働きが行われます。自分の思考や感情を言語化する変換作業が発生することで、脳のフル稼働が起こるという仕組み。

 

③記憶力の維持・定着に効果的

仮に「加藤さん」という名前をメモするとして。パソコンのタイピングだと「KATOU」ですが、手書きの文字だと「加藤」とダイレクトに記憶されます。

 

 

4月からの生活を振り返れば、1日の中で文字を書く行為そのものは、働いていたときに比べて半減、いやそれ以下になりました。GoogleDocsで課題プリントを作ったり、その他の雑務も基本タイピングでしたが、それでも今よりかは紙とペンで書く行為は圧倒的に多かったです。

 

 

そんなこんなで、就寝前の10分前にでも手書きの日記を書いてみようと思います。明日、美容院の帰りに本屋にでも寄って、5年連用日記帳を購入し、すぐに始めてみよう。

このブログは彼是6年ほど毎日更新してますが(数年分の過去の投稿は、非公開の初期のはてなブログに保存してます)、苦じゃないから続けられているんだと思います。書き物は基本好きというのが功を奏したようで。

 

誰にも見せない日記に、それも楽なタイピングではなく、手書きで行うだけの新習慣。真っ黒な黒歴史にならない程度に、その日に思ったこと、わかったことなどを淡々と書いていこうと思います。

 

ちょうど字も顕著に汚くなってきたところですし、丁寧に、赤裸々に、コンパクトな内容の日記のはじまりはじまり。