『ポストイクメンの男性育児ー妊娠初期から始まる育業のススメ』を読んで

こちらの本を手に取った理由は、自分の周りの方々がこの本のレビューを発信されていて、気になったのがきっかけです。

タイトルに「妊娠初期から~」と書いてますが、妊娠初期からもっと妻を支えることができていたなぁと読んでいて思いました。妊娠中に口論などに発展するケンカは一度もなかったことを考えれば、それなりに気遣いといいますか、自分なりに考えて動くことができていたんじゃないかと自己評価していましたが、それでも「あぁ!てことはあのときもっとこうしていればよかったのか!」と、反省すべき点が見つかったり。

 

読んでいて考えたこと、思ったことを簡単に。

 

「完璧なお父さん」を目指すより「危なくないお父さん」をまずは目指したい

何事にも言えることですが、最初に「パーフェクト」を目標に掲げると頓挫します。場合によっては、自分を追い込んでしまい、心身共に疲弊してしまいます。

まずは、ある程度の基本的な知識をもったうえで問題に対処できるようにする「危なくない父親」を目指そうと思いました。最近の自分の育児を振り返ると、わからないことがあると妻に聞いてばっかりで、あまり自分で調べていないなぁと。また、「それは赤ちゃんの健康にはあまりよろしくないかも」と注意を受けたあとに自分で調べて、「あちゃあ。。」と気づかされることも。

 

最終的には、妻と育児についての考え方を同じ目線で共有できる「頼れる父親」「パートナー」になっていきたいです。それこそ、「1日(なんなら数日)くらい子守をお願いしてもいいかな」と思ってもらえるように育児に携わり、日常的にお互いの考えや思いを共有し、「見ているものをある程度は同じように感じ取れる」ようにしていきたいです。その先に「任せられる」という信頼があるので。

 

また、職場復帰後も、当たり前ですが育児は続きます。となると、日々、時間との勝負にはなるのは明らかです。自分の働き方を再考し、効率よく働く術(すべ)を模索していきたいと思いました。時間の使い方もそうですが、Excelの使い方とかでだいぶ苦戦しているので、まずはそういったところからでも。

時間術に限らず、職場の方々との人間関係づくりも意識する必要があります。「ありがとうございます」「お先に失礼します」などのあいさつはもちろん、ミスがあれば「すみませんでした」、少し自分に余裕があれば「何か手伝わせてください」としっかり言えるようにして、地道に信頼を積み上げていきたいです。周りから支えられながら快く働けたらと思ってます。

 

この本で得た知識+自分の育児経験を、将来組織の上に立つ場合、必ず活かしていきます。「育休をバンバンとっても生き残り続ける組織」って魅力しか感じないですし。そうじゃなくても、「育休のメリットは計り知れないよ」と説得力をもって自分の周りの同僚や後輩に伝えて、育児・育休を広めていきたいです。