勢いで買っておいて良かった電球

教員として働き出したのが2020年なので、今住んでいる2LDKのアパートには彼是4年ちょっと住んでます。今年で5年目。

 

自分のための空間もとい書斎は欲しい派なのですが、部屋にデスク等を置いてしまうと、「スペースを有効活用できてないんじゃ?」という考えが昔からありました。

引っ越してすぐの段階で、部屋のクローゼット自体を書斎にしました。

 

2段の押し入れ式クローゼットのため、わざわざ机を買う必要がありません。上下を仕切る一枚の分厚い板が机になるので。イスさえ買ってしまえばいわゆるデスクの完成です。

ただ、こだわりたい性格のため、壁には半径50cmくらいの掛け時計、クローゼット内の壁一面にレンガ調の壁紙、ツリー型ブックスタンドの設置などなど、気づけば口マンで埋めつくされた書斎が出来上がっていました。自分のことをよく知らない人が部屋に来ると、引くレベルのこだわりがそこには広がってます。

引っ越しの際、このこだわりが仇となり、撤収作業とかどうなるのかなと今から心配してます。

 

そうそう、照明に関しても、延長コードと一体型LEDライトを組み合わせれば、本来は暗いはずの空間に十分すぎる光が生まれます。もうちょいおしゃれな要素が欲しいよねということで、LEDと同時購入したのが暖色の電球。言ってしまえば勢いで買ったものなので、最近まであんまり使う機会がなかったのですが、子どもができたら一変。

 

伸ばした膝の上に、なかなか寝付けない子を乗せて読書をしたりパソコンで作業をするのですが、昼白色LEDライトとの相性が悪いこと悪いこと。全然寝てくれません。心地よいを揺れを提供しているのですが、すぐに泣きだします。

でも暖色の電球の下だと、のび太かよってくらいすぐにぐっすり寝てくれます。

 

改めてLEDについて調べてみると、昼光色の色温度は約6,500Kらしく、これは「空気の澄んだ高原で見る晴れた日の正午の太陽光」の色温度と似ているんだとか。それに昼光色は、ブルーライトを多く含んでいて、朝の太陽と同じように、脳を覚醒させる効果があります。作業向きの光というわけです。

 

一方で、暖色のライトは、副交感神経をONにする「メラトニン」というホルモンが分泌されやすくなるそうです。メラトニンは、体温や心拍数を下げてリラックスさせる働きがあり、自然と眠気を誘う睡眠ホルモンとも呼ばれています。

 

という情報を並べてみると、そりゃ電球しか勝たんよなと合点。

 

昼白色よりも若干暗さがあり、作業のしにくさもなくはないですが、2つのことを同時にできるなら全然ありです。4年前、勢いで買っておいて良かったなと。

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備忘録用にケルビン数(K)の目安を貼っておきます。

色温度(ケルビン)