初めての予防接種を終えて

今日は生後2か月ということで、息子の予防接種に行ってきました。

 

ワクチンの目的はVPD(Vaccine Preventable Diseases=ワクチンで防げる病気)の予防のためで、とくに乳児は感染症に対する免疫が未発達のため、ひとたびかかってしまうと重症化しやすく、また入院が必要になったり、命にかかわったりする場合があるんだそうです。

 

VPDにかかりやすい時期になる前にあらかじめワクチンで十分な免疫をつけておくことがものすごく大切です。

 

特にヒブ(ヘモフィルスインフルエンザ菌b型)、肺炎球菌、ロタウイルスB型肝炎ウイルス、百日せき菌による感染症に対するワクチン接種は生後6か月になるまでに、必要な回数を済ませておく必要があります。

 

そんな今日は、「ロタウイルス」という飲むワクチン、「小児用肺炎球菌」「B型肺炎」「5種混合(DPT-IPV-Hib)」の注射ワクチンの計4つのワクチンを接種してきました。

「ワクチンデビューは、生後2か月の誕生日」 予防接種スケジュール

 

5種混合についてですが、従来の4種混合ワクチン(百日せき、破傷風ジフテリア、ポリオ)に、肺炎や髄膜炎などを引き起こす「Hib感染症」を予防する成分を加えた新しいワクチンらしいです。Hibワクチンと4種混合ワクチンを別々に接種する必要がなくなり、接種回数を減らすことができるんだろうな。この4月から始まりました。

 

人間の本能的に病院に入ったら泣くのかなと思っていました。いつもと雰囲気の違う場所へ連れて来られたらその異変に気づいて、少なくともソワソワするだろうなと。

でも接種の瞬間まで眠りこけていました。

なんなら、ロタウイルスの飲み薬の最中ですらぐーすかぐーすか寝ていたので、この子は本当のんびりしているなぁと。

 

でもさすがに注射となると泣き叫んでいました。

自分が抱っこしていたのですが、もがくし泣き叫ぶしで、おさえるのに必死でした。かわいそうだなぁと思いながらも、「でも成長する過程でこれは大事なんやで」と、父としてぎゅっと体をおさえつけてました。

 

副反応として、注射部位の発赤・腫脹(はれ)・硬結(しこり)・疼痛など。

注射部位以外の副反応として、不機嫌・食思不振・発熱などがあるそうです。

副反応のほとんどは接種後2日後までに発現するそうですが、今は微熱とくしゃみが目立ってますね。

 

そういえば医師に、「お父さんは今日はお休みで?」と聞かれ、「1年間の育休なんでお休みですね」と伝えたら、「すごいですね」と周りの看護師も少しびっくりされてました。

パパの育休はまだ馴染みがないのだなぁと自分自身が驚きました。