マッチングしなきゃ意味のない時間

今年度最後の面談を行っています。

面談週間でもないのに勝手にやっている例の面談です。

 

この時期は成績処理や入試等で忙しくなるため、学校全体で面談週間は設けていないのを知らずに、誰よりも早く動こうと見切り発車的に面談スケジュールを作成しました。生徒にも「そういうことで日時厳守で面談な」と伝えた手前、今さら戻れない。

 

ただ、成績処理は自分の裁量でどうにでもなるのですが、学校全体で動いている高校入試関係の制限には抗えなかったです。3コマの授業後即下校、という日が2日間あったりと、残された時間から、到底クラスの生徒全員とは面談はできないので、成績の良し悪しに関係なく、個人的に気になった生徒をピックアップして行っています。

 

10名弱ですし、1週間ちょっとあれば余裕を持って終わることができます。「次の人」を気にせずにのんびりお話しできるので、これはこれでいい。

 

来年度以降は、面談週間のようなものに制限されることなく、生徒が担任と面談したいと思ったときにできるようにシステムを構築していきたいです。

 

面談週間という枠組みで動くと、どうしても教員側はやらされてる感をもって流し作業で行ってしまいます。おそらく生徒も同じで、「その教師に付き合ってあげてる」構図が出来上がってしまう。「この時間はいったいなんなんだ?」と感じずにはいられなかったなぁと今年度を振る返る。

 

「教師と生徒がお互いしたいと感じたときにする」ものほど価値のある時間はありません。気持ちとかがマッチングしなきゃ意味ないよなとつくづく実感します。

 

次年度以降に活かそう。