大学受験も大方終わり、卒業生が受験結果報告にやってくる時期です。
卒業式の日と髪色が違う生徒が多いです、特に男子。
ブリーチによる金髪の子、ポイントカラーの子、いろいろ。
ぼくが同じ立場の高校卒業生なら、絶対しないヘアスタイルをしがちなのがこの卒業後。だってそういったヘアスタイルで大学行ったら、「うわ、大学生じゃん」て思われますし。物事において「典型」がむちゃくちゃ嫌いなんです。もちろん全ての物事というわけではないですが。
大学デビューを入学前からかますのはなんか違うよなと思ってしまいます。いろいろ落ち着いてから徐々にグラデーション的に取り入れていくのがセクシーだよね、とぼくは思います。なんていう説教じみたことは口が裂けても言えませんが。
そういえば、結果報告には前期で合格した生徒しか来ていない気がします。後期受験予定の生徒はきっと自分の把握していないときに来ているのかしら。それとも合格したと思っていた生徒が実は不合格だったのかしら。
3年次教員と話している内容を全て聞いているわけではないので確信がもてていないというのが正直なところですが。表情的にはみんな受かったような雰囲気が出ていまして。
不合格の生徒は来てはいけないというルールはないのですが、まあ、来にくいという理由もわからなくもない。というか自分も行かないかも。
なんなら自分は合格が決まっても、電話を学校(担任)に一本入れたくらいで、わざわざあいさつには行っていない。大きな確執があったわけではないけど、ぼくみたい人があいさつに行ったところで、学校としても困るだけなんです。「お前すごいな!」と褒められるほどの功績を残してないし、偏差値がものすごく高い大学でもないのでワッショイされる可能性が極めて低い。成績処理で忙しい時期に、ぼくみたいなのがお邪魔するのはおこがましいったらありゃしないわけで。
でも、二次試験対策でお世話になった進路指導室常駐の、名前は忘れましたが背の高い男性教諭には直接あいさつを交わしておくべきだったなと、今さら後悔しています。
あとの祭りなんで、今さらくよくよしたところでどうにもなりませんが、礼儀知らずもいいところだぞお前、と当時の自分に一発蹴りを入れたいものです。