帰れるとき帰りや

特別支援学校で働き始めたとき、ちょうどコロナもあってか、仕事はそこまで多くはなかったです。そもそも生徒が6月はじめまで来なかったので、仕事のしようがない。

 

そのため、職場の何人かの先生から、「早く帰れるうちに帰った方がいいよ」「コロナが落ち着いたら遅くまで働くことになるよ」とアドバイスをもらっていました。

 

でも、コロナが収束しつつあっても、特別忙しくなることはありませんでした。それは一年目だけではなく、二年、三年経っても、基本的に毎日定時退勤でした。

 

新採〜3年目ということもあり、ベテランより仕事はそこまで振り分けられてなかったからというのもあります。でも、ぼくの中では「一刻も早く帰りたい、そのためには定時退勤や」というその日の目標というか野望というか意地が働いていたのが功を奏し、比較的、計画的に効率的に働けていたのだと思います。

 

一方で、アドバイスをくれた先生は、遅くまで学校に残る傾向がありました。

 

ハッキリとした理由はわかりませんし、特に深掘りするつもりはないですが、「なるはやで家に帰る」という意識がなかったのではないかなと察します。

 

定時で仕事を終えるという意識を(非現実的ですが)一人一人がもてば、要は全員がその意識をもてば、「こんなどうでもいい仕事してる暇ない」「もっと効率よく働けないかしら」という方向に向かうんじゃないかなと思ってみたり。

 

早く家に帰ろうかとならない理由がぼくには解せぬわけですが、これは年齢とか家族構成の問題なんですかね。

 

ぼくはおっさんになっても早く帰ることに執着したいです。もちろん業務に支障が出ない程度に。

業務に支障が出ないように早く帰れる職場環境を作りたいものです。というかそれが当たり前なのか。