この時期だからこその面談じゃなくて?

今日から始めた面談週間。

 

始まった、ではなく、結果的には「始めた」です。

 

卒業式も終わり、行事予定には終業式前日まで「特別編成日課」と表記されています。6~7限(15時過ぎ~16時過ぎ)までやらずに、例外なく5限(14時過ぎ)で授業が終了し、帰りのST・掃除をやって帰宅なり部活へ行くなり。担任の先生は放課後を使ってクラスの生徒と面談です。1,2学期の流れから判断するとそうなんです。

そういう時期なんです。

 

「また生徒と個人面談をするのかぁ」「でもラストだしな!」と自分の中で勝手に決めつけていました。

 

面談スケジュールを貼りだし、生徒に「日時守って面談場所に来るように」と呼びかけました。

 

ある日、職員室で作業をしていると、一人の先生から「先生のところは面談をやるんですね!」と若干煽り気味で言われました。「え、え、どゆことすか 笑 先生のところもやりますよね?」と聞くと、「本来はやるべきなんです。ただ、この時期は学年末の評価もあるということで、先生方の負担軽減のために面談週間は例外的に設けていないのです 笑」と返ってきました。

 

「え、え、え」と半ば狂乱しました。

成績処理もまだ完璧に済んでいないですし、余っている年休を消化したいですし、生徒との面談は優先度が少しだけ低いのも事実。

 

「でも、先生が正しいんですよ。1年の振り返りとか、前回の模試の結果を見返すとか、本当はこの時期にこそやるべきなんです。ぼくらが甘いだけなんです」と、周りの先生方から若干のイジリがあり、「先走ったぁ..」と後悔してます。自分で負担を増やしてどうする、と。1年目あるあるですね、先回りして損をするって。

おそらく1,2年の先生の中ではぼくだけです、クラス全員との面談週間に入っているのは。

 

とはいえ、生徒に面談予定を提示してしまった手前、あとには引けないです。

 

なんて書いてますが、個別面談ありきで2月から動いていたので、まあ、なんとかなるでしょう。成績処理も1つの山場は越えてますし。もう一つの山場である要録は、ぼちぼち隙間時間を見つけてやっていきます。

 

それに、その先生がおっしゃるように、この時期だからこそ面談はすべきだと思います。期末考査や年度最後の模試を終えて安心しきっている今だからこそ、「やばいんちゃうん?」「まだ寝ぼけてんの?」とマンツーマンで焦らせたり喝を入れたりすることって非常に大事だと思ってて、どのクラスの生徒よりも早く目覚めてくれればいいなぁなんて。

 

来年度担任をもつとは限らないので、「さよなら」とは言わなくても、「1年間おつかれさん」と面談の最後に声をかけてます。

 

さあ、再来週まで続く長丁場ですが、一人一人と対話をしていきたいですね。