10分以内に10人からサインをもらうだけの課題

2学期から2週間に1回の小テストを実施してます。

 

「提出物で点稼ごうなんて煩わしいから、もういっそのこと、小テストの点数をそのまま学期末の評価に反映させよう。要は結果だよね」と英語科の先生と話し合ったのがそもそものきっかけ。

 

毎回80人分のプリントを採点しなければならず、なかなか手間ではあるが、生徒の努力を丸付けしながら感じられるので、悪くはないと思ってる。もちろん、明らかに「あ、この子まったく対策してないな」とわかったのものを丸付けしてるときは、プンスカプンスカ言いながら赤ペンを走らせています。

ストレスも若干溜まるのはここだけの話。ま、仕事ですし。

 

そんな今日は3学期初の小テスト。20分で終わる内容です。

50分中の20分。余るのは30分。

中途半端に時間が余るので、『』をやるのもなんかなぁと思い、ずっとやってみたかったことをやってみました。

それは以前のブログにも書きましたが、「10分以内に10人の生徒からフルネームのサインをもらう」という課題。本の中で紹介されていたものです。

coffeenchickensalad.hatenablog.com

 

「生徒全体の全員達成への意識が薄くなりつつあるなぁ」と思い、アクティビティ感覚でやってみました。

「自分も最近、全員達成への意識が薄くなっていたのもあるし、心機一転ということで!」と最初に語ってやってみたところ、みんな楽しそうに動いていて、これはこれで新鮮でした。どのクラスも5分弱~6分弱で達成できていたので、「やりゃできんじゃん」と感心。

回収した紙を見ると、「へぇ、この子らの間で名前を書いてもらうやりとりあったんだぁ!」と意外なつながりを見つけれて、ちょっぴりホッコリしました。

 

しっかり動くように、念のために「主体性の評価の参考にします」なんて伝えましたが、いらなかったですね。みんなお構いなく動いてましたし。

 

ただ、一人だけ8人からしかサインをもらっていない子がいたので、「う~ん」となんとも言えない感情が芽生えました。「任務完了してないのにしれ~と席に座ったのかぁ」という本人へのツッコミ、「気づいていたとしたら周りの人たちのフォローしっかり!」という喝。

明日の授業にでも伝えておこうと思います。その場で見つけて伝えるのがベターなんでしょうが、過ぎたことは仕方ない。

 

 

個人的にはもっと早い段階で、それこそ伸び悩んでいた9月あたりにやるべきだったなぁと後悔してます。この時期は演習に力を入れることになるので、これまで通りの『』とはちょっと形式が、特に時間配分面で変わるので、どうしようかなと考え中です。

それでも週1くらいの頻度でフルの『』は実施できるだろうから、今日の経験を活かせてもらえればと思います。