不意に半年を振り返る

特別支援学校に勤務していた頃は、小規模校で、支援学校と言っても特別な支援はほとんど要求されない学校だったので、比較的、ゆったりとした教員人生を3年間満喫していました。

もちろん、毎日が平和だったわけではなくて、生徒の葛藤や困難に向き合ったり、癇癪をおこす生徒の対応に追われることもありました。

それに、ぼく自身、大学院で学んだこと(主に授業面)を活かす場面が全くなく、ものすごくモヤモヤしていた3年間でもありました。

 

今年の4月から高校に異動して半年ほど働いていて、やっとこさ授業実践できているわけですが、授業面でうまくいっているときと、思うようにいかないときが交互にやってくるので、未だに波に乗り切れていないなぁと反省するばかり。

授業以外にも、テストが本当に多いなぁと感じます。模試を除けば、感覚としては月1で何かしらの大きなテストをやってます。

自分で作るテストもそう。

自作の小テスト・単元テストを除けば、残りざっと6個は作らなきゃなので、本当時間の作り方・使い方が重要になってくるなぁと。いきなり「テストをなくしましょう!」とはいきませんしね。

 

学級運営もそう。

40人近くの生徒を受け持っているので、業務内容によっては40人分の仕事が舞い込むこともありますし。特支時代は、マックス3人のクラスだったので、規模感が違いすぎます。今は慣れてきたので、慌てにくくなりました。

 

授業以外の慣れない校務分掌にも戸惑うことがあります。

これまでやってきたものと規模や量、やり方がびっくりするくらい違うため、その分だけ処理するのに時間がかかっているのが現状です。諸先輩方に聞きながらやっていますが、「あとどんくらい『へぇ!そうなんですか!』となる新情報に出くわすことになるのか」と戦々恐々しております。

 

部活は部活で、最近は顧問として適度に参加し、適度に休んでいます。1学期当初は、ほぼ毎日参加してました。楽しかったんでしょうね。でも、この1日の送り方をしていたら、部活以外の業務と家庭にもしわ寄せが行くよなぁと危惧し、最近は抑えめです。

ただ、大会ともなれば土日がなくなるので、それがちょっと悔しいなぁとも思う。

部員の成長を見られる一方で、自分のプライベートが失われてしまうので、絶妙な距離感が大事です。

 

そんなこんなで、2学期に入った今でも、「怒涛の1週間」をどう乗り越えるかが、毎週月曜日からの課題です。「ここから5日かぁ」と項垂れることもあります。

 

でも、乗り越え方は見つけました。

 

「週末にあらかじめ楽しみを用意する」が正解だなと思ってます。

 

先週なら「妻とマリパ×タコパする」でした。

いつだったかの週末だと、「福利厚生の券を使ってタダで温泉に入って、そのあとにテレビで紹介されていたラーメン屋に行く」みたいな過ごし方もしました。

 

帰省等で妻がいない週末は、「ネカフェに引きこもってお気に入りの漫画を夜まで読みまくる」だったかしら。

 

いずれにしても、「自分にとってワクワクする楽しみを用意する」がキーみたいです。