勤務先で働きながら自分が高校生だったころと今の高校生を比較することがあります。そうすると、「教員ってここまで親身に手厚いサポートしてたっけ?」と疑問に思うことが多々あります。
細かい内容は差し控えますが、「そこに教員が介入するのってちょっと違うのでは?」と思うことが、しばしば。
でも全国的にポツリポツリとこの学校側による生徒への「過保護」な流れは来てるのかなと、SNSを眺めていても思います。
教員が先に回り込んで、生徒が出くわす苦難を排除する、そんな感じ。
「完全に任せる」という場面が減りつつあり、脚色が加えられたように自分の目には映る。
そこにはこれといったドラマはありません。
その脚本に沿って、今度は生徒側が「教員に任せる」場面が増えてきていて、生徒の中で「自分で突破する」「自分でなんとかする」という姿勢・意識が薄れつつあります。
この状況から抜け出すには、聞こえはちょっと厳しいですが、「自己責任の場をもっと設ける」ことがあるんじゃなかろうかと思うわけです。
自己責任の任務をサボった結果、身をもって「損」を体験する機会を創出する。それによって、「これからちゃんとしよう」となるだろうなという、浅はかで、でもシンプルで効果ありそうな方策です。
万人に通用するとは思っていません。それでも変わらない生徒もいることでしょう。それでいいんです。その方が健全ですし。
ただ、今よりかはマシになるだろうなとは思う。
「自己責任の機会を奪い過ぎた学校現場に一石投じたいんだよなぁ」て話でした。
そうそう、最近Xでこんな画像見つけました。
「なんか、わかる」と妙に納得しました。