今の居住アパートには彼是5年近く住んでいて、自分専用の書斎をひたすら開拓し続けた期間だったなぁとふと振り返る。大まかには、クローゼットを丸々専用デスクにしたこと、部屋半分はトレーニング器具などを設置してジム化など。
6畳しかないコンパクトな部屋で、数カ月前までは自分しか使っていない空間でしたが、自走式トレッドミルを導入してから妻も出入りするようになりました。また、妻が友達とSwitchでオンラインゲームをする際も。
プライベート空間から開かれた空間へ。
こだわりが強い性格上、「この部屋は自分のだい!」と固執していた24、5歳。気づけば「ご自由にどうぞ」と明け渡すようになった自分。
歳を重ねれば、物事にいちいち反応せず、時と場合に応じて流れに身を任すようになるんだなと実感してます。ただでさえ心配性な自分は、小さいことにでも過敏に反応を示し、クヨクヨして時間を無駄にする傾向があるので、この「大雑把化」へどんどん邁進していきたいところ。
家族がさらに増えれば今のアパートを出て、今度は一戸建ての賃貸に引っ越すことになると思います。夫婦共々、現時点ではマイホームには執着しておらず、「賃貸が無難だよね」派なもんで。知り合いの多くが結婚→マイホームという鉄板ルートを辿っていく中、メインストリームを忌避する自分としては、「あえてそうしない」を選択するわけですが。もちろん、「夫婦の経済力」から判断して、「身の丈に合わない高すぎる商品に手を出さないのは鉄則」というのはお金の本を読んでれば何度も目にするので、そこから影響を受けているというのもあるのかも。
賃貸とはいえ一戸建てなので、部屋数や空間もきっと今よりはあるはず。自分の書斎は一応は確保すると思いますが、トレーニング器具や勉強デスクを、家族のメンバーにも自由に使ってもらえるユニバーサル空間を目指すのもありだなぁと思ってみたり。
どんなふうにデザインしようかなと、なぜか今からワクワクしている自分でした。