再来週には2学期末考査が始まります。早いもんで。
担当教科の出題範囲を他の英語科担当の先生と話すと、やはり自分が担当しているクラスの授業進度が早いことを知る。そりゃそうか。
他の先生は2週間かけて終わるパートを、こちらは1週間ちょっとで終えちゃうので。
どんどん進めていって、生徒が苦手としている分野を課題プリントにして、2学期はやり過ごそうと思います。
最近の授業は、そうですね、正気なところ、「こんなんでいいの?」と思う日が時々あります。今日なんかは授業の関係で午前中は学校の外にいたクラスが7限目の自分の授業で居眠りをする生徒が多数。授業前に「寝るやつ多いだろうな」と予想できたので、「こういう疲れている日こそ気力でやらないと、受験シーズンは戦い抜けないよ」と全体に伝えましたが、スタミナ切れで頭を下げている生徒がまあ多かった。
真面目な子もその中の1人に入っていたので、「本当に疲れたのだろうな」「こんな日もあるか」と容認する半面、「2年生の後半でこれか」と内心がっかりする自分がいました。
今日に限らず、他にも「大丈夫かな」と思うことも。
ぼくからしたら「わかったふり」に見えるのに、生徒本人にはその自覚がなく、「わかった気になっている」状態の子が多いように見受けられます。「わかってないからテストの点数が低い」のにそれでも「大丈夫」と思っているのか、現実逃避なのか、それとも「わからないという気持ち悪さに気づけていない」のか。
自分には理解できない姿勢ばかり目に入るので、なんだかモヤモヤしています。
日々、「対話こそ深い学び」ということを伝えています。対話をする生徒はゼロではないのですが、最近は非常に少ない気がします。タブレットがあるからなんとかできているのでしょう。いや、なんとかできている気になっているんだと思います。
本当にできているならテストの点数に結果が反映されるはずなのですが、そうじゃないからねぇと厭味ったらしく思うわけであります。
対話のメリットに気づけていないのかしら。
気づかせることができていないのかもしれません。
生徒集団が少しずつマイナスな方面に進んでいます。決して正解ではない方へ。
「そっちはダメだよ、こっちだよ!」と呼びかけをするも、なかなか振り向いてもらえない最近。正直疲れます。歯がゆさが特に。「間違っている方向に進んでるって言ってんじゃん!」と苛立ちすら芽生えます。
分かってくれる器のある生徒をターゲットに伝え続けるしかないのかもしれませんね、しんどいですが。