「妻ローン」という家計システム

奨学金完済にはあとどのくらいかかるのか?」というのを、妻との何気ない会話に出てきた「利息」という単語で気になり始めた先月中旬。

 

 

なぜかスカラネットのマイページでは返済残額等を見ることができなかったので返還証明書を請求し、今日届いたものに目を通してみる。地道に返していくものなので、完済年齢は予想通りの45歳。15年後ですね。

 

 

大学、大学院の計6年間で、かなりの額を借りてきたわけで、毎月ゆうちょのアプリで明細を開くと、「育英 日本学生支援機」の文字の横に「-¥OO,OOO」とその月分の額が引かれている。育休期間は地味に痛いです。それでも、大学院時代には「優秀な」研究室の端くれに置かせてもらったこと、その組織の中で自分なりに結果を残せたこともあり、7桁万円の全額免除をいただいているので、かなり楽な返済プランを謳歌(?)しています。

 

「借りたものは返す」は当たり前のことですし、どこぞの政治屋とは違って踏み倒すつもりは毛頭ございませんが、利息は気になるところ。「この利息は、結果的にどのくらいかかるものなのか?」と。

 

 

基本的に奨学金は低金利のため、まだ良心的だなと思えます。利息が発生する第2種ですが、ぼくの場合は大学時代のものは年利率0.27%、大学院時代のものは年利率0.002%。

 

 

大学院時代の方は、完済日までに払う利息は計100円もいかなそうなのでスルーしてよさそうです。問題は大学時代に借りていた第2種の利息。

こちらは、4,5年間の返済期間で6000円程度の利息が発生しています。完済日までに2万円ほどの利息を払うことになるのかぁ、なんてぼんやり思う。

 

 

長いスパンで見れば安いもんとも思えますが、仮にぼくより社会人経験が長く、貯蓄が潤沢にある妻から無利子で借りて一括返済or繰上げ返済をした方が得じゃないかなとも考えているわけで。

 

 

実は今自分が乗っている車も、金融機関からローンをすることなく妻からそれなりにまとまったお金を借りて購入したものです。自分の貯金と妻バンク(無利子)で購入したもので、それはそれは賢く良い買い物をしたなぁと思ってます。

もちろんすでに返済は終わってます。アプリを使って、普段の買い物、光熱費、家賃等を割り勘にして地道に返済していくこと4年半。車のローンは2~5%が相場ですので、無利子は本当でかいし、妻には感謝です。

 

 

でも毎月、自分の口座から引き落とされる光熱費や家賃等のことを考えれば、ぼくは常に妻から借金をしていた方がいいのでは?とも思います。むしろその方が余計な計算が必要なく楽ではある。

 

 

となると、今度の妻ローンは、一括返済のための奨学金か。あるいは、数年後の車の買い替えまで待つべきか。悩みどころですね。すでに後者に心が動いてますが。