C級審判の資格取得のあとに

今日はバレーボールのC級審判講習会がありました。

 

大学からバレーを始めてますが、審判の仕事は特にまわってくることもなく、今日までバレーを好きなようにプレイしてきました。

 

ところが、高校でバレー部の顧問をもち、公式戦に同伴すると、審判の依頼が来るようになりました。なんでも、帯同審判制というものが導入されていて、要は「出場チームの監督や顧問で試合を運営しましょう」というもの。

バレー未経験だろうが関係なく、今日みたいな講習会に出席し、資格を取得し、次の公式戦で審判デビュー、というのが慣習らしいです。

 

ぼくはたまたまバレー経験者だからいいのですが、学校側の勝手な事情でバレー部に割り振られた顧問の先生なんかはものすごく気の毒です。

半強制的に審判講習を受けさせられ、それに公式戦という、それなりに大きな責任の伴う試合で審判を任せられて神経をすり減らしてるというのに特別な手当はこれといっていないので、巷では「避けられがちな部活」として悪名高いのはここだけの話。

 

県内では審判の資格をもっている人が多いと聞きます。帯同審判制なんで、部活・チームの数だけ所有者がいるのは当たり前のことです。ただ、総体やVリーグの補助員が集まらないのが課題というのも本日の講習で耳にしました。

「操作的な善意」で運営されているという実態なので、「無理もないよな」と。

 

小汚い話でもなんでもなくて、シンプルに「お金」の分配がない限り、一生解決することがないだろうなぁと思ってます。「仕事」という側面だけではなくて、「賃金」の要素が入ってこない限り今の状況からの改善は難しいと思ってます。

 

 

シリアスな話は一旦ここで終わって。

 

 

この講習は個人的には良い収穫でした。

 

今まで、プレーヤーとして関わってきたバレーボール。

でも、主審・副審・ラインズ・スコアラーとして実戦デビュー(時期の関係で小学生の公式戦でしたが)しましたが、なかなか奥が深いというか、複雑でした。

 

ハンドシグナルもそれなりに種類が多く、プレーヤー側から見れば「あぁ、ホールディングの反則ね」とわかりますが、自分で使うとなると、すぐに出てこないもんで。

副審は副審で忙しい。サブ的な仕事しかないと思ってましたが、「細かいサブ的な仕事の集合体」で、一番難しい役職だと気づきました。

スコアラーも、体で覚えてしまえば楽ですが、その領域に辿り着くまでが長い。

 

どの役職も結局は「場数」だなと。

 

自分が好きなこのスポーツは、こんなにも複雑な役職によって成立していたんだなと思うと、いろいろと考えさせられます。

 

公式戦は今年度はもうないですし、そもそも来年度、バレー部顧問をもたされるかもわからないのですが、今日学んだことを忘れないように、Youtubeなどでルールはおさらいしていこうと思います。

ルールを深く知ることで、自分のプレイにも何かしらの良い影響はあるはずなので。

 

ちなみに、講習ラストにあった筆記テストでは、84/100点でした。まだまだだなぁって。

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