八信二疑の末の試合

今日は新人戦がありました。

 

初めて戦う対戦相手チームのため、強さがわかりませんでした。もともと出身がココでもないので、口コミとかもわかりません。

試合1週間前くらいに、部員にどんなもんかと聞くと、「勝てるかもしれません」とのことだった。

部員らがこれまで練習試合してきた相手とそのチーㇺは接戦。かたや自分たちのチームは、その練習試合相手に圧勝していました。

 

自然と、「お、なら勝てるかも」と推測できました。

 

ただ、それは3年生が引退する前の話。

 

引退後は、何もかもが変わるのが新体制チーム。

半信半疑というか、八信二疑でした。

「勝てるかも」が8割、「そんなうまい話があるわけない」が2割。

 

いよいよ、自分たちの試合のアップ時間になりました。

 

試合前の相手チームのアップの様子を見ていると、「あ、違う」でした。

 

動きが俊敏だし、スパイクのキレも総合的によく、声も出ているしで、ぼくらのチームにはないものばかりを兼ね備えていて、「話が違うぞ」状態でした。

「ここに勝てるの?」と、部員もぼくもみんな言わなくても、思っていました。

 

結果から言えば、惨敗でした。

 

バレーボールという競技なので、ゼロ対何みたいな負け方は流石にしませんでした。

どんなに強い相手でも必ずミスが出る、いわば棚から牡丹餅的な要素を含んでいるのがバレーボール。

 

それでも、完全に実力でねじ伏せられた感があって、グーの音も出ませんでした。

1回戦いけると思っていたのになぁと。

 

とはいえ、ぼく自身、この夏、部活にそこまで熱心に取り組んでいたかと問われれば、学校の業務や家庭の用事でなかなか部活に顔を出せていませんでした。生徒の運営に任せていた部分がでかかったですし。その結果招いたのが今回の惨敗。

 

ワンチャン勝てるかも、なんて図々しいにもほどがあるよなと。

 

でも、この方針でこれからも行くと思います。

 

部活運営に密接に関わり過ぎないで、どうすれば勝利できるかを、部員らで考え、工夫して、顧問に依存しなくても進んで行けるチームにしていきたいです。

 

正直、勝ち負けをどう感じるかはぼくには関係なくて、部員らが「勝利」に価値を感じようが、「お遊びとしての部活」と認識しようが、どっちでもいいのが本音。

 

勝利にこだわるのなら、環境整備(練習試合の企画、練習道具の購入、練習にサポーターとして参加および技術指導)に徹します。

そうでないなら、「好きにやったら」ですし。

 

ただ、試合後の部員らの様子を見てると、「勝ちに価値を感じ始めている」気がしました。

 

来週ミーティングを開くそうですが、さあ、どういう動きをするのか楽しみです。

 

そして顧問として、どう動くかもちょっと意識したいと思います。

 

つぎの大きな大会は1月。成長を期待するしかないです。