ダメだからこそやりたくなる人の心理

子どもの頃を思い返せば、「やってはいけないのについついやってしまう」という習性がありました。

 

例えば、兄の友人宅に遊びに行っているときに、常識的に考えれば、他人の部屋で「唾を吐く」てダメなことなのに、ついついやってしまっていました。でも、まだ自制ができていたので、ほんのちょっと吐く程度。吐く素振りを見せていた、が正しいですね。

 

それでも兄に「お前それマジでやめろって」と怒られてました。

 

他人に迷惑をかけないものでいえば、一人でいるときに「歯ぎしりをする」「ステンレスのスプーンを奥歯(銀歯あり)で噛む」「ナイフを見ると好奇心から?自分の指(他人にはしていません)をサッと切りたくなる」などなど。

 

「今じゃ絶対やらないよな」というものをやっては、「これ以上しない方がいい」と家族から忠告を受けながらも、それでもやるを繰り返してました。

 

「ダメだからこそやりたくなる」

 

お笑い芸人のプラスマイナス岩橋さんも確かそういった習性があります。

 

ぼくとはまた違った習性ですが、ゴルフのグリーン上ではパターを打つしかないところを、ついフルスイングをすることがあるそうです。新幹線に乗っているときは、無言で座席を回転させるという癖もあるそうです。

 

病院では強迫性障害という診断を受けたそうです。

 

当時の僕にも、もしかしたらそういう障害が一時的にあったのかなと思ってみたり。

気づけばそういう衝動性はなくなっていたので、成長過程で見られるものだったとも思えますが。今となってはどうでもいい話ですね。

 

「ダメなことをあえてする人」のことを、少しは考えてみようとも思いました。

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