裸眼(裸眼とは言っていない)で見えるようになるなんて実に14年ぶり

昨日の術後以降、洗顔や入浴、シャワーを浴びるのは禁止されていたので、家でゆっくり過ごしてました。一応朝のトレーニングも控えました。それも今日の術後検診のため。

 

本日の検査は待ち時間を除けば15分程度で終わるもので、3~4項目の基本検査+主治医とのお話のみ。

次は来週の土曜日に検診があります。

その次は2週間後で、1か月後、3か月後..のような定期健診になるはずです。

目は人体の中でもかなり大事な部位です。病院に行くのは確かに面倒ですが、部位が部位なだけに、それくらいが妥当でしょう。

 

検査では視力検査もしました。左目が1.5、右目が1.0。

個人的には大満足ですが、0.5の差があるのがちょっとひっかかります。思い返せば、術中、右目のときだけ手こずっている感じがあったので、それが原因かしら。これも時間が経てば度差が無くなるとは思うのですが、結果はいかに。まあ、でも本当、見えてるだけで満足なんですがね。

 

今朝、寝起きの視界は少し霞んでいたけど、すぐに元通りに。

昨夜はハロー・グレア現象(光がにじんで見えるハロ現象、光の周りにリングがあるようにみえたり、眩しく見えるたりするのをグレア現象)っぽいものを確認しましたが、全然気になりませんでした。夜間に起こるっぽいですが、気にならないならそれはそれでいいかなと。

 

寝起きに何も装着しなくてもすべて見えるって、改めて考えればすごいこと。それなのに、すでに慣れ始めている自分。もっと感謝しないとね。

と言っても、すぐに慣れるのも無理はないです。慣れるというか順応です、順応。「全く目がゴロゴロしない状態の良いコンタクトを1日中つけている」感覚に近く、言ってしまえばこれまで通りの生活なわけですから。それでも当たり前じゃねぇかんなこの状況!と自分を律し続けたいです。

 

そうそう、夏頃のブログにも書きましたが、ICLに踏み切ったのは「コンタクトの装着が面倒なこと」「人生スパンで見たときのコスパの良さ」から。そして何より「被災したら自分は盲目に等しくなるので、それのリスクヘッジ」です。

 

年始の地震のときは、「たまたま」被災地にいませんでした。「たまたま」メガネがあり、コンタクトがあり、目をケアできる環境にたことで、盲目にならずに済みました。でも、悪い条件が揃っていたら、ぼくは間違いなく盲目になってました。一人で安全に道を歩けないくらい目が悪いですし。

 

妻は、眼鏡姿の自分にコンプレックスを抱いていながらも、先進的な医療に興味はありません。「コンタクトと眼鏡で生きていく」という固い決心があります。先述のリスクについて話しても「それでもいいの」の一点張り。

 

「それなら自分がどんな状況でも動けるように今から装備して家族を守れるようになろう」という決心。それが実は手術に踏み切った4割を占める理由。

 

まあ、2人してICLをやって、なんらかの影響で失明や視力が落ちて共倒れは笑えませんしね。生存戦略、大事です。

 

引き続き目の様子を記録していこうと思います。