『好かれる人が無意識にしている言葉の選び方』を読んで

言葉選びで「好かれたい」とか「モテたい」という下心は1mmもなくて、ただ「言葉ってコミュニケーションの核だよね」とは日々思っています。自分の何気ない一言で相手を傷つけたり、仕事のやる気を削ぎたくはないよねと。

 

例えば、「お仕事は?」と聞かれて「公務員です」と答えたとしましょう。

これから仲良くしたいと思ってる人、親交が深まっていくであろう相手にこれをしちゃうと、相手に「ん?この人は踏み込んでほしくない人なのかな」と心理的バリアが生まれます。「公務員いうてもいろいろあるし、わざとそう答えているのかな」なんて。

個人情報にそこまで敏感ではないのなら、そこは、たとえば「中学校で体育を教えています」と答えたほうが好感が持てます。

 

「販売です」「会社員です」より、「OOを売ってます」と答えた方が明快です。

 

 

また、意見するとき、「普通、OOでしょ」「常識的にこうでしょう」ではなくて、「私はOOだと思います」とハッキリ自分の考えを伝える方がいいです。

「自分はわからないけど、みんなはどうだろうね、これ好きなんかね」と曖昧な否定をするより、「自分はこういうの好きじゃないな」と好き嫌いをズバッと言った方が、言われる側はむしろ気持ちいいはずです。

 

細かいですが、本に書かれている58の言い換え例に「うわぁわかるわかる!」と頷きまくりました。それくらい自分は、いや自分たちは、言葉に依存して生きているんだなぁと改めて思いました。

 

そういえば、身長が高めな女性には「身長デカいですね!」とは言わない方がいいと聞いたことがあります。褒め言葉のつもりが、実は傷ついているとか。そこはシンプルに「身長が高いですね」が適当なんだとか。

「デカい」と「高い」 たしかに印象とか上品さ、違いますね。