テスト至上主義をなんとかしたい

今日明日は実力テスト、いわゆる校内模試?と言えばいいのかな。問題作成は教員で、問題用紙や解答用紙の作成・印刷は印刷業者に依頼しているので、最終的に学校に届けられるものはかなり本格的なものです。

 

この実力テストの作成がなかなかの骨折り。

問題作成をしたあと、初校~三校の中でミスがあれば直す(修正依頼をする)のですが、これがまた神経も時間も使ってストレスです。

 

勤務先では実力テストが年に4回あります。

(自分が高校生のころ、やった記憶がないのはなぜだろう..)

 

4月の頭、8月の夏休み明け、10月末、そして1月中旬。

 

日ごろ出される課題をしっかりやっているかどうかを測るための実力テストだったりするそうですが、前述したとおり、問題を作る側の教員に負担はもちろんのこと、問題を解く生徒にも負担ともなっているのが現状です。そして当たり前ですが不満だらけです。

 

外部模試を除けば、毎月、実力テストか定期考査があります。

なんなら、同じ月にこれら2種類のテストが実施されることもあり、休む暇もないとはまさにこのことで、心の底からうんざりしている自分がいます。

 

早いもんで、来週くらいには期末考査を作らなければいけません。

つい先週、中間考査の採点を終えたばかりだというのに、、。

大きいテストのスパンに違和感があります。

 

おそらく、「ゆとりを生めば生徒はもっと勉強しなくなるだろう。だからテストをコンスタントにする必要がある」という学校側の思惑があるのか、それとも「そういうもんだから」という文化に便乗し、一度止まって考えることを拒否しているのか。

 

前者なのだとしたら、ファクトフルネスじゃないけど、「一旦データとか集めて冷静に考えましょ」と思います。ゆとりを生めば遊ぶ生徒が出てくるのは間違いないです。ただ、ゆとりを生むことによって、自分のしたい勉強を思う存分できる子が出てくる可能性もあって、そっちの方が全体の平均点で見れば成績がUPするんじゃないかなとぼくは思ってます。まあ、ぼくも「~だろう」口調なのでここは精査する必要があります。

ただ、テストをバコバコ何も考えずに実施するよりかはマシだと踏んでます。

 

後者に関しては、「前年度踏襲」の好例。

流れ作業化してしまっていることで、立ち止まって考えるより、つらいけどやり抜くの方がまだマシという姿勢が見受けられます。

 

来年度に向けて、「おかしい」をもっとまわりに伝えていきたいです。まわりというか、管理職に届けたいですね。

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