父とバックミラー

運転の際は、バックミラーをよく見ます。

 

後部座席に家族が乗ってれば様子を確認するために(子どもはまだ小さいため自分に背中を向けてますが)、誰も乗ってなくても後続車を確認するために結構な頻度でチラチラ見ます。

 

帰省も相まってか、父との運転を不意に思い出す、それも自分が6歳くらいの頃にまで遡って。

 

 

小さい頃、父はファミリーカーを運転してました。安全のためにというのもありましたが、ぼくは助手席ではなく後部座席に好んで座ってました。

 

 

バックミラー越しに父とよく目が合ってました。当時は自分が車を運転する未来なんてもちろん思い描くわけもなく、なんでこんなに目が合うのかわからずにいました。なんなら、「もしかしてかまってほしいのか?」という思いやりから、目が合う度に変顔で対応してました。寡黙な父ということもあり、何も返事がありませんでしたが、目だけがニヤニヤしてるのがとても印象的でした。

バックモニターがなかった当時、バックで駐車するときもすかさず顔をニョキっと出し、邪魔を、もといかまってあげてました。

 

 

流石に「どけって!」と怒られましたが、何気に楽しかった記憶。

あぁ、自分のためを思ってのことだったのね。

 

運転中、自分の子はぼくにどうちょっかいを出してくるのか楽しみ。

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