守るべき範囲がまだ狭いからだろうか

職員会議に出席していると、会議なだけあって、議題によっては論争とまでは言わないにしても、教員同士で議論が行われることがままあります。

 

職員会議は、「上の方ですでに決まったこと」を「全体に向けて合意を求める場」と(勝手に)認識しているので、そもそも議論にならないものだと思っています。あくまで「全体で確認する場」として捉えておりました。

 

でも、内容によっては、「ちょっと待った!」がかかることがあります。

それも、普段仲良さそうに話している教員同士でそういうことがあったりするので、一瞬ビビるのですが、シンプルに「すごいなぁ」と感心してしまいます。

 

この場合、どういう諺が合っているのかわかりません。

「親しき仲にも礼儀あり」なのか、「ケンカするほど仲がいい」なのか。そもそも諺では表せない、なんだろうな、「これはこれ、それはそれ」なのか。

 

いずれにしても、普段良好な関係の者同士が、公の場で議論し合うってしびれるなぁと目を輝かせながら会議に参加する自分。

 

普段仲良く話すのに、相手とは違う立場で、しかも公の場で異論を唱えるって、なかなか勇気がいる行為だと思わずにはいられません。公の場で相手を困らせる質問も然り。

 

こうなるのも、自分にはまだ「守るべき範囲」が狭いからなのかなと思います。

「自分さえ折れればいっか」と妥協するポイントが、そういった先生方に比べて低い。視野が狭いと言ってもいいのかもしれません。「ここを譲ると、多方面で影響が出る」という、そういう危機感のようなものがまだまだ薄いのだと思います。

 

反対に、そういったものがつくられていけば、仲の良い同僚だろうが「これはこれ」と割り切って、ズバッと意見を言うことができるのかも、なんて思ってみたり。

 

実際はどうなのかはわかりません。

 

とりあえず、「自分が守るべき範囲」が広がってくる年齢、あるいは地位に就いてから、自分自身がわかることだと思います。さて、どうなるんでしょうか。

 

一応、毎回のブログに、その日に書いた内容とだいたい合致する、またはかすっているイメージ画像を貼るようにしてますが、「フリー素材 上司」と調べると、「上司らしき人がキレている」ものが多く、「日本の会社の典型的な闇だな」なんて思ったりしてます。

2,500点を超える上司部下のイラスト素材、ロイヤリティフリーのベクター画像とクリップアート - iStock | 上司 部下, 独裁者,  スマートフォン さん