推薦会議が開かれる時期になりました。
進路指導部に所属しているので、こういった会議には出席することになっています。
高校生の頃は推薦は視野に入れずに一般入試だったこと、今年から高校勤務ということもあって、推薦入試というシステムには今年から深く関わっていくんだろうなと感じております。
学校推薦型とか総合型推薦など、あまり馴染みのない名詞が資料に書かれていたりするので、ゆっくりじっくり、そのシステムについて知っていこうと思います。推薦にもいろいろ種類があり、特徴もそれぞれ。ぼくには複雑に思えます。
でも、おそらく熟知している先生と日常的に話していれば勝手に身につくはずです。
と呑気なことは言ってられず、高2の生徒を受け持っている以上、生徒への情報提供が肝になってくるので自分から調べつつ、進路指導主事にどんどん質問していかないと、いろいろと間に合わないよなぁと。
ところで、今、自分が高校生に戻れたとしたら、推薦入試は利用するんだろうか。
「今」の自分だったら、多分してるかもしれません。
シンプルに早く受験勉強から解放されて、誰よりも早く進路を決定させて、好きなことだけをやっていたいから。
ゲームとかは興味ないので、興味のあることに時間を割くと思います。
経済とかお金とか栄養学の本を読んでみたり、大学生サークルのバレーボールチームに混ざったり、アルバイトしたり、料理に没頭したり。
あくまで、「今」の自分が、過去に戻れたらの話です。
指定校推薦なんて、よっぽどのことをしでかさない限り落ちることはないので、そっちの推薦を希望しているかも。もちろん「行きたい大学であれば」ですが。
なんて書いてますが、戻ったら戻ったで、「一般入試で結果出すんだぁ!」なんて鼻息を荒げて、勉強に勤しむかもしれません。「こういう過ごし方はよくない」という、未来という名の現在で得た知識・経験をフル活用して、大学入試に向けて学校を程よく利用しながら週2くらいで休んでいる気がします。
学校という場所が自分の学習スタイルと合っていれば毎日通っていると思いますが、実際問題、一斉授業形式で「わからないところは授業時間中に友達に聞けない」という雁字搦めがデフォなんで、どこかで見切りをつけると思います。
高3冬のとき、まさにそうだったんですがね。
授業中、誰にも聞けないなら自分でやったほうがまだマシだ、と家で自習をするようになり、若干、不登校気味になりかけました。
でも、母親から「このままだとよくないぞ、て担任が言ってるよ。まあ、行っておいで」と言われ、渋々学校へ行くようにはなりました。が、モヤモヤしていました。
でも、今ならどのくらい欠席しても大丈夫かというのは把握できているので、そこはずる賢く休むだろうなぁ。「卒業できるくらいには学校は行くよ」なんて思いながら。
あのときからすでに、「この融通の利かない授業はなんなんだ!どう考えてもおかしい!」とプンスカプンスカ不満を抱えていたんだと思います。それが今の学校観に繋がっていると思うと感慨深い。
学校という場所はなんなんだろうねって。