今週末は部活もなく、採点地獄もなく、比較的ゆっくり過ごすことができました。
昨日は妻と特に「何か買う」という目的もなく、ふら~っと大型ショッピングセンターに行きました。店内を歩き回る前に腹ごしらえをしたいと妻が訴えたため、マックへ行きました。12月はグラコロがどうしても食べたくなる時期みたいです。ポテトも頼んでました。
ぼく個人としてはマックに行くのは実に2年ぶりくらい。朝昼は食べない、夕食にマックはなんか違うという食生活なもんで、食べる機会がなかったんだと思います。
せっかくなので、ぼくはマックシェイクを注文しました。
妻が善意でポテトとハンバーガーを少しくれました。
うまいんですね、マックて。特にポテトは最高でした。
はまらない程度にはまりたいです(迷言)
今日は一人ひたすら忙しく買い物。
美容院、学校行事用の買い出し、昨日買えなかった分の日用品、洗車などなど。
午前が丸々潰れて、なんか悔しいです。
そうそう、美容院といえば。
生まれてから中学1年生まで、ぼくは父に髪を切ってもらっていました。
リビングに新聞紙を広げ、真ん中にイスが置かれ、バリカンとハサミでじょきじょき刈られ続けました。
美容師・理容師ではなかった父。
決して下手というわけではないですが、毎回ワンパターン。
バリカンで後頭部と側頭部を刈り上げれれる、イメージとしてはタラちゃんに近いです。
小4くらいから見た目を気にするようになり、タラちゃんになるくらいなら髪を伸ばし続けた方がいいと、頑なに2カ月に1回の散髪を拒みました。
わかるんですよね、「あ、今日やられる」って。
日曜日のこの感じ。今日だって。
そういう日には家出を決行するのだけど、チキンだからやり切れず泣く泣く帰宅する。
それくらい父の散髪は嫌いでした。タラちゃんになりたくなかったのです。
ただ、記憶違いだと思うのですが、小1くらいのときに切ってもらった髪がすこぶる良かったんです。なんでか知りませんが、今でも記憶に残ってます。
決してタラちゃんヘアーではなく、かといって長すぎない髪型。
ちょうどいい切り方をしてくれた回がありました。
そんな記憶がずっとあったもんで、父に捕まって髪を切られるときは、毎回命乞いのごとく、「アノ時のように切ってね!お願いね!」と懇願してました。父は「わかったわかった」と頷き、ジョリジョリ刈ります。
ぼくは散髪中、髪を一切触りません。鏡も見ません。一縷の望みに賭けていたのでしょう。
切り終わったあと、そのまま風呂場へいき、勢いよくドアを開け、鏡の前に座り目を開きます、満面の笑みで。
なぜそうするか。理由は簡単で、「アノ時の髪型になっていてほしい」という願いが込められてたからだと思います。もちろんダメもとで。そうなるはずがないと心のどこかで分かっていたはずなのに。父も「アノ時っていつだよ」て思っていたに違いない。
でも、何かの手違いで起こってくれないかと。
で、期待に反した髪型をみて、「全っ然ちげぇじゃん!」と浴室で叫ぶわけであります。「またタラちゃんで学校かよ~」と、日曜日の夜は月曜日がどうしても憂鬱だった。社会人のそれとはまた違う憂鬱さ。
子どもができたら、ぼくと同じ経験を我が子にさせないために、散髪テクニックは磨いておこうと思います。