『教師のためのChatGPT入門』を読んで

ChatGPTはまだ学校では使えないのですが、授業で生徒に配布する課題プリント用にたまに使います。文法ミスや不自然な表現がないかどうかなど、校正として使ってます。

 

ただ、「なんとなく」使っているだけでした。

 

どういう条件でプロンプトを与えればいいかを特に考えていなかったですし、ChatGPTの得意/苦手分野を一緒くたにしていたので、おそらく、これまでChatGPTの可能性を最大限に活かしきれていなかったのだなぁと思いました。

 

Garbage In, Garbage Out.(ごみを入れたらごみが出る)のように、質の悪いプロンプトからは質の悪い回答が返ってきます。どうやらひと工夫が必要なようです。

それと複雑な計算が案外苦手なChatGPT。「万能」として考えるんじゃなくて、「苦手分野もあるんだな」と割り切って使いこなすべきです。

 

この本のおかげで、使用の幅を広げることができそうです。

タスクを効率的にこなしていって、自分のための「自由な時間」を日常につくっていきたいですね。

 

社会はAIなしでは回らなくなりました。

そして学校も遅かれ早かれそうなります。

社会がそうなっている中で学校だけがその流れを受け入れないとなると、お門違いもいいところです。学校にはどこか変わった暗黙の伝統、雰囲気、ルールがあり、これが世間から「時代遅れ」と言われる所以なんだと思いますが、そんな学校もこのAI潮流に乗っていきたです。

「学校から送り出す社会」がそうなっているのだから、学校もただそれの順応していけばいいだけなのに、いろんな壁が邪魔をしていてもどかしいです。

 

と書いてますが、時間の問題と捉えているので、そう焦らずとも大丈夫ですが。ただ、乗り遅れ過ぎないでほしい、とは思います。

自分が今できることは、これ見よがしに使ってその効果をお披露目すること、使う仲間を増やすこと、くらいでしょうか。やれることをやってみます。