ダークホースを産みたい

学校によっては、体育教官室以外に、理科準備室、社会科準備室のような、生徒が基本的には入らない・入れない、先生のための小さな職員室(部屋)があります。

 

職員室同様にデスクが設置されていたりもします。なんなら冷蔵庫も。担当教科・分掌によっては学校に居場所が2つ以上あるというわけですね。

 

ちなみに英語科・数学科・国語科は主要3教科だというのにそういう控室的な準備室がないので、正直悔しいところです。主要だというのに…なんて思ってみたり。

 

職員室以外にも部屋がある。憧れますが、どうやらそういう未来は担当教科的にはなさそうです。職員室じゃなくてもできる作業なんかは本当スイスイできちゃうので。

 

そういう準備室はやはり談笑もできちゃう。

 

今日たまたま用があって立ち寄ったある準備室で、1人の先生と談笑してました。

 

その中で、県内屈指のある進学校の話をしていました。東大進学率が高い学校ですが、「屈指ではあるけど、その学校に自分たちの高校がダークホースのごとく高い東大進学率を出したら、めちゃくちゃ番狂せで、ぼくはそれをやってみたいんですよね」と話しました。

 

その先生は高らかに笑いながらも「確かにね〜」と同意してくれました。

 

と言っても、ぼく自身、「東大に行ったから人生勝ちなの?幸せになれるの?違うよね」と思ってる人なので、そういう点では本気にしてません。

でも、一般的に「トップ」だと思われているものが知らない間に抜かれる様は、本当に楽しいしワクワクします。ただ、実績として認識されやすいのはやはり「大学進学率」「学力」「偏差値」なもんで、どうしてもそのエリアで結果を残せたらと思い焦がれてしまいます。レッドオーシャンなのにねぇ。

 

学力でなくてもいいから、何かしらで追い越したいし、「あそこの学校には敵わない」と思われる何かを築きたいと思う今日この頃。スポーツでも文芸でもなんでもいいから、「尖がり」を、ね。

 

「多様性」でトップを目指したいです。

いろんな人がいて、生徒からの信頼もアツい学校。

一般企業に就職する人もいれば海外の有名大学に行けちゃう人もいて、芸能人・歌手になる人もいれば、起業しちゃう人もいてみたいな、「進学だけじゃないんだね」「就職だけじゃないんだね」と思われる、そんな公立高校に憧れます。