異動を実感するのは4月に入ってから

異動の内示が先週出て、今日は新聞でその内訳が出ました。

 

勤務先ではリストが出ないため、誰が辞めるか、誰が異動するかは自分で調べないとわからない状況です。もちろん知ってる人に聞いて回るのも一つですが、なんかがめつさがあり、ぼくは好かんです。

 

前勤務先では内示の日にリストが職員室内に張り出されていました。確か定時の17時頃にホワイトボードに張り出され、驚きの声が職員室内であがるのは風物詩で。

おそらく、児童生徒の出入りが本当に少なかった学校だったからこそできたことなのかもしれません。一般の高校ではそうはいかないようで。

 

そんな今日は、ネットで調べて、「えぇ、この先生出て行っちゃうんだぁ!」と一人で驚いてました。1年しかいない身でしたが、少しでも関わりがあればその時点で愛着が湧くようで、均等に悲しみが芽生えました。一人一人の先生との関わりを脳内で再生し、勝手に感傷に浸る。もちろん軽く、です。えずくほど悲しみにくれません。前にもブログで書きましたが、ぼくは結構ドライというか淡白です。

 

そうそう、自分が働いている自治体のここが変だよと思うところは、「異動が公表される日には終業式が終わってる」ということ。そして、「離任式が4月にある」というところも変わってるなぁと思います。

 

離任式もそうだし、生徒らと別れを惜しむのは一般的には3月中のはず。

 

情報が入ってこない人には教員の異動の事実を知るのは、年度が変わった4月の始業式なんてこともあるわけで。。それに、3月に異動の事実を知って、「いなくなるのかぁ」と身内で悲しみ合い、4月に入る。離任式の頃には悲しみとかを乗り越えていて、心機一転してサッパリしてるわけで、そこにはしんみり感はなく、どこかあっさりしています。そんなときに離任式って、と苦笑いを隠し切れません。

 

うまく言葉にはできませんが「なんかイヤだなぁ」と感じます。

 

「いまさら?」とぼくなら思ってしまいます。きっと生徒もそう思うはず。

3月中にすべて終えた方が良くないか、という提案でした。