日常から非日常

今日の午前中は、前に勤務していた学校の生徒が部活の大会に出ると聞いたもんだから、「担任していた生徒も出るということだし観戦にでも行こう」ということで、顔を出してきました。

 

本当、ほぼ毎週末、学校の何かしらのイベントや大会に足を運んでいます。

強制されていないのにどうしたもんか。

 

会場に着いて、先生方や生徒らのお顔が視界に入ったとき、ほのかな懐かしさが湧きました。生徒たちは相変わらずでしたが、逆にそれで良かったと思ってます。良くも悪くも大きく変わり過ぎていたら戸惑うじゃないですか。先輩教員からも生徒の口からは出なかったむちゃくちゃナイスな情報が聞けて満足してます。

 

そうそう、話は変わって。

今日から水曜日まで、妻は実家に帰省することになっています。なんでも、勤務O年目で「5連休取得」できるとかなんとか。会社の方針っぽいです。羨ましい。

 

というわけで、今は広い2LDKのアパートに一人です。

 

結婚して今年で3年目になりますが、実は2年間は今のアパートに一人で暮らしてました。妻の仕事の関係ですぐにはこちらに来れないということで。

いわゆる別居婚だったのですが、不思議と当時は寂しさはちっともありませんでした。

1、2カ月に1回会っていたのですが、それだけで十分にすら感じていました。

 

一人でいることがわりと平気だし、一人の時間をこよなく愛するタイプの人間でもあるため、そりゃそうで。

一緒に住み始めて、本当の家族になり、日々、寝食を共にするようになると、その生活が普通になり、まあ、ルーティンみたいなものになるわけですが、それが今は「妻」という存在がいないためできません。

 

いつもの夕飯は自分と妻の分を皿によそうのに、今日は自分の分だけ。

皿も一人分しか洗わなくて済むので、洗った食器を並べるキッチンラックはスッカラカン

妻の次の日の弁当用に夕飯の残り物を入れる必要もない。

一人の時は書斎に引きこもるので、リビングは真っ暗。

生活音は自分が触れたものだけ。

今日の出来事をシェアするのはブログやSNSでだけ。

洗濯を干すのは自分だけ。

もちろん寝息も。

 

2年間、これが当たり前だったし、自分にとっての日常だったわけで、居心地の良さすら感じていたのに、今となっては非日常もいいところで胸のあたりがざわついています。居心地の悪さとこの寂しさといったらもうね。。

 

改めて「あぁ、ぼくらは家族だったんだなぁ」と思うわけであります。こう書くとおかしいですが。でも、本当、そんな感じなんです。

 

子どもができるとなったら、身寄りが近くにいないぼくたちがする選択。妻は間違いなく里帰り出産することになります。自分はその間、これまで通り働きます、およそ2,3か月。

 

妻のいない生活、やっていけるのか不安ですね。

これまでダイジョウブだったことがダイジョウばないものになるなんて思いもしなかったですわ。

 

妻のいない寂しさを紛らわすために、ぼくはだいたいおかしなことをします。そういう習性があります。今日は野菜ゴロゴロカレーを作ってました。文字通り、むちゃくちゃゴロゴロしてます。

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