バレンタインにプリンをくれた話

今日はバレンタインデーらしいですね。

学校に行って、女子生徒同士が渡し合ってるのを見て、「そうかそうか」と理解しました。

この歳になると意識しなくなるもんで、これが老いというやつかぁなんて気付かされます。

 

そんなぼくは、本日2人の女子生徒から手作り(義理)チョコを貰いました。担任クラスの生徒からでしたが、いやぁありがたい。今日は甘いものは一切控えようと計画してたのですが、家に帰ったら速攻頬張りました。うまいですね、本当。義理だとしてもクオリティが高い。

 

「お返し、期待してます」と言われたが、おそらく「お高いもんを頼みますよ、なんせあの私が先生に手作りをあげたんですから」の意味なんだと察する。深読みかしら。いや、きっとそく。

本当はスイーツ男子なんでガチの手作りお菓子をお返ししたいところです。場数が違うから「いやこれお店の味やん!」と言わせる自信もあります。

ただ、ここは抑えて抑えて。

お返しの手作りお菓子が原因で、無いとは思うんですが、「先生お腹壊しましたぁ」となったら只事じゃないので、既製品を渡すのが無難です。悔しいですが、リスクヘッジは大事。

 

そうそう、バレンタインと言えば、それなりに思い出はありますが、高2の頃が一番印象深いですね。

 

付き合ってるわけではなく、一方的にぼくのことを好きでいてくれた子がいました。ぼくも満更でもなかったのですが、自分から好きになったら何かが壊れそうで、好意を隠していたそんな時期がありました。早い話がぼくもその子が好きでした。ただ、付き合わなかっただけ。

 

1月下旬に、「バレンタインは何が欲しい?」とその子に聞かれました。今となっては料理系人間ですが、このノウハウとか技術を習得したのは、一人暮らしを始めた大学1年生から。

お菓子作りの面倒臭さとかは高2の自分には知る由もなかったので、「プリンかなぁ!」と答えました。プリン、本格的なものは本当に手間です。

でも当日、本当に手作りのプリンを作って持ってきてくれたんです。本格的な焼きプリン。

 

当時はもちろん、今でも思い返すたびに、胸が高鳴るし、ひたすら「ありがとう」を心の中で唱えます。彼女は今どうしてるのか気になるところ。

 

 

生徒からもらったよっていう報告と、過去の惚気話でした。現場からは以上です。