好き嫌いのタイプはその時々で変わる

「嫌いな人のタイプは?」と聞かれると、すぐにパッと思いつかないです。それは、自分が善人だからと言いたいわけではなくて、時間とか場所とか感情とか調子を始め、見たものや影響されたものなど、いろんな要素で変わるからだと思います。

 

今日だと、「人が話しているのにガヤガヤ話し続ける人」が「あ、生理的に無理だな」と思う瞬間がありました。全体に向けて話している人を差し置いて、身内でワチャワチャする人(たち)。

耳障りにならない程度に話すならまだわかりますが(それでも100歩譲って)、構わず話し続けるし止まることを知らないし、なんなら声のボリュームも上がっていく人もいます。「え?君の中でどんなバグが起きてるの?」と思わずにはいられません。

 

「なんで自分たちの声が周りに1mmも影響を及ぼしていないという無意識の前提で話し続けるの?」と。

 

でも、時が変われば真っ先に思い浮かぶのはきっとそういうのじゃなくて、「平気でポイ捨てをする人」になることもあれば、「あいさつを返さない人」になることだってあります。

 

好きなタイプもきっとそう。

「よく笑う人」「さりげなく褒めてくれる人」「誰にも気づかれずに裏方の仕事をする人」と答える日もきっとあると思います。

 

もちろん好きな食べ物も気分で変わる。

昨日聞かれていたら「ステーキ」と答えていただろうし、一昨日なら確実に「アーモンド」でした。先週なら「干し餅」でした。

 

好き嫌いの質問は、案外難易度が高いのかもしれません。

というどうでもいい発見でした。

 

ちなみに、「好きなタイプは?」と聞かれたら、なるべくこう答えるように心がけてます。

 

「めちゃ寒い冬の日に外でかき氷やろうぜとか、猛暑日にあつあつのキムチ鍋を提案するバカが好きかな」と。

 

若干のエモさも残しつつも、このくらいのバカが本当に好きです。

立ち入り禁止の廃墟に侵入して物を壊す、心霊スポットに行ってそこから何かしらのものを持って帰る、喧嘩で人をボコボコに殴る、自転車置き場からチャリを盗む。

そういう悪質で低能なバカは、シンプルに嫌いだしそういう人とはそもそも関わりません。

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