我、君のハーフバースデーを誇る

気づけば赤ちゃんが誕生してから半年を迎えていました。「気づけば」だなんてよそよそしいですが、本当、「君はいつの間に..!」という気持ちが正直なところです。

 

 

テレビのニュースでは、生まれてから半年経たずして不慮の事故で亡くなる子が取り上げられたりしています。自分の人生で、決して少なくない数のそういった悲しい事故を画面を通じて目にしてきています。統計とか確率で見れば、人間が仮に事故で亡くなる確率はそう高くはなく、むしろかなり少ないことは知っています。ましてや「1歳未満の子が」という条件だとさらに低くなります。それでも、半年「も」無事に生きてこれた我が子を見ると、「すげぇな」と思わざるをえません。

 

 

人間(自分)は本能的にネガティブシンカーであり、最悪な状況を想定し、いろいろと低く見積もる性であるがゆえに、その当たり前のようで実はかなりすごい「半年生き延びた」という事実に感動しています。大袈裟かもしれませんが、いや本当すごいなって思います。

 

 

それで考えれば、今年30になる自分も、よくここまで健康的に生きて来れたなとも思うわけであります。過去にスノボやラグビーで短期記憶を喪失するほどの怪我を負ってますが生活に支障は無く、3歳の時に実家の階段から転げ落ちてますが無傷、熊の出る(と知らなかった)山に一人で行って食われることなく帰還、などなど。自分の人生をサクッと振り返っただけでも、「今思えばセーフ」となるシーンが瞬時に10個くらい出てきます。

 

 

言ってしまえば結局は「人生は運」なわけで、たまたま無事だったとも捉えることができます。子どもが半年生きたこと、ついでに自分の生命力の高さに感服する、そんな節目。

 

 

妻曰く、ハーフバースデーというものがあるらしく、ちょびっとだけ盛大に祝いました。1年単位の誕生日に馴染みのある自分からしたら新鮮です。「半年でも祝うんだなぁ」と。でもこれはあれか、高校生カップルなんかがよくやる「今日で付き合って3カ月」と記念にプリクラなんかで祝うそういうものに近いのかもしれませんね。

 

 

なんてこと言いながら、にんじん・ほうれんそう・10倍がゆの離乳食を使ってプレートをプレゼントしてあげました。1歳の誕生日には食べれるものが増えてるので、もっとすごいのを作ってあげようと思います。

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